雨の日に引越しで注意すること
雨の日に引越しをする際には、何を注意すれば良いでしょうか?
家具や家電などの中には水に濡れると使えなくなってしまうものがたくさんあります。
テレビやパソコン、AV機器が故障して使えなくなる恐れがあるのは当然のこととして、木製のタンスや机、椅子なども水を吸って変質しやすいのです。革製品、例えば本革製のソファーも水は厳禁ですね。
では、引越し予定の日に雨が降ったらどうすれば良いのか、その点についてこちらでは解説させて頂きます。
まず、一番良いのは延期してもらうことです。これなら家財道具が濡れずに済みますね。
しかし、台風が接近した場合のように、引越しそのものができないと判断されるような状態であれば、キャンセル料が発生しないケースもありますが、業者によっては契約違反であるとして安くないキャンセル料を支払わなければならなくなります。
したがって、雨の日には絶対にしたくないという方は、予め業者に雨の日にキャンセルできるのかどうかを確認しておかなくてはいけません。
訪問見積もりに際には、雨で当日キャンセルした場合の、料金はどうなるかを事前に聞いておきましょう。
では、どうしても日程が変えられないような場合にはどうすべきでしょうか?
ご存知のように、業者のプランには色々なものがあります。業者に荷造りしてもらうプランであれば、通常は家財道具が水に濡れないように荷造りして運んでくれるので、大きな心配は要りません。
ただし、ダンボール箱が雨に濡れたようなときにそのまま荷物を放置しておくと、中身も湿気でダメになってしまう可能性が高いです。そこで、荷物が新居に到着したらすぐに荷解きしてしまいましょう。
なお、自分で家財道具などを荷造りするプランの場合には、ダンボール箱をビニールで包んだり、防水シートを使うなどして防水対策をしっかりとしておいてください。
6月の梅雨の時期などは、雨が降る前提で荷造りしておくことが賢い選択と言えます。雨用の準備は大変かと思いますが、水で濡れて、買い替えるよりは良いことですから、ぜひ早い段階から準備を進めておいてくださいね。